ビタミンCのいろんな仕事
ブログ
2020.10.23
こんにちは。
山形県鶴岡市の「女性とこどもの整体院 のびやか」です。
(今日は「こんにちは」の時間帯に投稿できた!)
前回、
「マグネシウムはストレスミネラル」
という話を書きました。
今日はストレスつながりで「ビタミンC」について書きます。
ビタミンCで有名なのは、
「免疫力アップ」「美肌」あたりでしょうか。
「風邪の予防にビタミンC」
「日焼けにビタミンC」とか。
実は、他にもいろんな役割があるんです。
今日はストレス時の役割についてご紹介します。
ビタミンCと免疫、美肌
ビタミンCは、白血球の遊走性(ゆうそうせい)を高めます。
白血球は、ウイルスや細菌など、
「体に侵入した異物をやっつける戦闘集団」です。
白血球が、血管の中や外を自在に動き回ると、
異物と出会う確率アップ=免疫力アップというわけです。
ビタミンCに美肌効果があると言われるのは、
体内でのコラーゲン合成に使われたり、
活性酸素を抑えるからです。
コラーゲンはタンパク質の一種です。
体の中で、アミノ酸という小さな物質が
数珠つながりでくっついて、タンパク質になります。
その数珠が3本、毛糸のように撚り合わさって、
一本の太い繊維状になります。
これがコラーゲン。

上の画像はWikipediaから拝借したもので、
1個1個の●がアミノ酸です。
この形状で弾力や強度を保ってくれるので、
肌のハリがアップするんですね。
活性酸素はこれだけでブログネタになるので、
また今度詳しく書きます。
ビタミンCとストレス
ビタミンCとストレス。
ピンと来ない方が多いのではないかと推測します。
ヒトはストレスにさらされると、
耐えるためにがんばります。
具体的には、
腎臓の上にちょこんと乗っかっている
「副腎」
という臓器ががんばります。

副腎では、アドレナリンやコルチゾールなどの
「ストレスに対応するためのホルモン」が作られます。
ビタミンCは、これらのホルモンを作る時に必要です。
ビタミンCが足らない
→ホルモンが作れない
→ストレスに対応できなくなる
というわけです。
朝起きられない、疲れやすい、
物忘れ、忍耐力がなくなるなど、
心当たりはありませんか?
ビタミンCは熱や空気で壊されやすいので、
生食や、さっと湯がいた料理が良いとされています。
でもですよ、
疲れているときに台所に立って料理するのって、
ものすごーーーく大変ですよね。
たいてい台所は冷えてるし、
水は冷たいし、
火や刃物を使うから緊張する。
特に疲れているときには、こういう刺激もストレスです。
なので、半分に切れば食べられるキウイ🥝や、
洗うだけでオッケー👌のいちご🍓は良いなと思って、
表紙の写真にしました。
以上、
「あまり表には出てこないけど、
ビタミンCの大切な仕事の話」でした。