分子栄養学って?
ブログ
2021.01.25
こんにちは。
山形県鶴岡市の
「女性とこどもの整体院 のびやか」です。
分子栄養学ってなんでしょうね?
栄養学と何が違うんでしょう?

人に聞かれても、聞かれなくても、
折に触れ、考えています。
ウェブサイトを作る時には、
「その人に必要な栄養素と量を考える、
カスタムメイドな栄養学」
と書きました。
今の私は、上の考えに加えて
「分子栄養学は
元気に生きるための、道具のひとつ」
とも思ってます。
分子栄養学。
たぶん、多くの方には
聞きなれない単語ですが、
実は、
すでに皆さんも、
断片的に知っていたり、
実践していますよ。
「貧血だからレバーを食べよう
(好き嫌いはさておき)」
「疲れたから
スイーツや焼肉を食べに行こう」
とか。
あとは、
「もの忘れが気になるから、
DHAサプリを摂ってみよう」
もそうです。
心身の不調の改善に、
栄養のちからを借りようとしてるんですね。
たとえば鉄不足の場合

鉄欠乏性貧血って、
よくある疾患なので、
あんまり重要視されていませんが。
立ちくらみや冷え性の他に、
疲れやすい、落ち込みやすい、
偏頭痛、肩こり、
イライラ、思考停止
体にも心にも影響を与えるのが
鉄欠乏です。
何年も鉄不足が続く
「鉄不足があたりまえ、日常」になると、
自覚に乏しかったりします。
イライラや思考停止は
鉄不足の症状なのに
「その人の性格」
と思われてしまうんです。
鉄不足かどうかは、
血液検査の「ヘモグロビン」
で知ることができますね。
数値が低いとき、
一般的な病院では、
鉄剤を処方されます。
飲んで数値が上がって
元気になれば
めでたしめでたし、ですが、
腹痛や嘔吐で飲めなかったら
ドクターに
「残念だけど合わなかったね~」
と言われて終了です。
ドクターによっては
「漢方ためしてみる?」
って言ってくれる方も
いるかもしれないですね。
鉄不足なら
「鉄を飲める体づくり」
これが分子栄養学の目標です。
まず
「なぜ鉄剤を飲めない体になったのか?」
という原因を探ります。
鉄剤を受け付けない
というのは、
消化・吸収できてない
ってことです。
だから、
「消化・吸収に必要な
鉄以外の栄養素」
が足りてないのでは?
と推測します。
この原因探しのときに、
「ヘモグロビン以外の血液データ」や、
「日々の食事記録」を使います。
原因がある程度わかるようになると、
「どうすればよいか?」
という作戦を立てられるようになります。
勉強会の当日は、
「なぜ鉄剤を飲めない体になったか?」
と
「どうすればよいか?」
について話をするつもりです。
あとは、
「ヘモグロビンは正常値だけど貧血
という人もいる」
とか。
他には
「疲れたときの栄養補給
スイーツと焼肉、どっちが正解?」
とか、興味ありますかね?
ありそうならお話しますよー。