花粉症の原因はナイアシン不足かもしれない件

こんにちは。
山形県鶴岡市の
「女性とこどもの整体院 のびやか」です。

先週
「今年の花粉症は楽だなあ」
なんて余裕をかましていたら、
まるでバチが当たったかのように
この週末、
鼻水やのどの痛みに襲われました(笑)。

ただ、目はあまりかゆくなかったのと、
のどの腫れや寒気、
節々の痛みもあり、
「花粉症ではなくて、風邪なのか?」
と思ったり。

(予約のない日で助かった)

今日は元気です。
ちょっと鼻水が出るくらい。

この週末は、
「風邪だか花粉症だか、
よくわかんないけどつらい症状」
を何とかするために
サプリをいろいろ試していました。

その中で
「これか?」
と思ったのは、ナイアシンです。

花粉症のおさらい

花粉症の人の粘膜に
花粉がくっつくと、
ヒスタミン
という物質が、
肥満細胞から放出されます。

こいつが
(こいつ呼ばわりしても許されるだろう)、
ヒスタミン1型受容体
というたんぱく質と結合すると、
鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、
といった
おなじみのアレルギー反応が出ます。

皆さんが一般に耳鼻科で処方されてる薬は
「抗ヒスタミン剤」
ではないでしょうか。
抗ヒスタミン剤は、
ヒスタミン受容体の作用を抑制して、
症状を和らげます。

ナイアシンの働き@花粉症

ナイアシンはビタミンB3とも呼ばれ、
「いろんな代謝の補酵素」
としての働きがあります。

エネルギー通貨、ATPを作るのにも必須です。
(↓では説明を端折ってますけど)

「細胞の中のエネルギー生産」という図に
ちっさく書いてある
「NAD」「NADH」
の材料は、ナイアシンです。

ナイアシンは、
肥満細胞から
ヒスタミンを強制的に放出させます。

増えたヒスタミンはそのままに、
「ヒスタミン受容体の取り込み口に
ふたをする抗ヒスタミン薬」
に対して、
ナイアシンは
体内のヒスタミンそのものを減らそう
という理屈です。

半年くらい前から、
毎晩100mg摂取していたナイアシン、
花粉症らしき症状が出てから、
朝100→200→300mg
夜100→200→300mg
とだんだん増量してみました。

飲んだ1時間後くらいは、
ナイアシンフラッシュで
皮膚が赤くなります。
鼻水も出る。

で、フラッシュが治まると、
わりと楽になる気がします。

昨日今日は花粉少な目らしいんで、
また明日以降どうなるか、ですけどね。
人体実験は続きます。