便秘対策の栄養②
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2021.04.27
こんにちは。
山形県鶴岡市の
「女性とこどもの整体院 のびやか」です。
栄養を使った便秘対策、2回目です。
1回目は「にがりによるマグネシウム補給」
を紹介しました。
大事な事なので、
前回と同じことを言いますが、
マグネシウムは
>サプリメント等、通常の食品以外からの
>摂取量の耐容上限量を、成人の場合 350 mg/日、
>小児では 5 mg/kg 体重/日とした。
と上限が決められています。
上限まで試してみたけど出ない、
という方向けの栄養はこれです。
便秘対策その2:ビタミンC
ビタミンCの働きで有名なのは、
「美肌」「免疫」
あたりですね。
栄養療法界隈だと
「ストレス対策」
にもなります。
ビタミンCには他にも、
「腸の蠕動運動を高める」
という効果があります。
厚労省の「ビタミンC推奨量」は
「成人で100mg/日」です。
ただこれは、
「心臓血管系の疾病予防効果及び
有効な抗酸化作用を示す推定平均必要量」
つまり
「病気にならないための量」
です。
美肌やストレス対策、便秘対策のような、
「さらなる効果」を期待するには
もっと量が必要です。
「人によって、必要な栄養素とその量は変わる」
というのは分子栄養学の基本的な考え方です。
なので、症状によっては
厚労省の数字よりずっと多い量を
摂ることもあります。
ちなみに、ビタミンCには、
「耐容上限量」
がありません。
「水溶性=余った分は尿と一緒に出る」ので、
脂溶性ビタミンのAやD、Eのように、
それほど神経質になる必要はないです。
気を付けてほしいのは
腎機能障害の方です。
シュウ酸結石のリスクが高まるそうなので、
ご注意を。
ビタミンCの摂取量を上げていくと、
お通じの改善とともに
お腹がガスっぽくなります。
これは、全身がビタミンCで満たされてる証拠。
「ダイナミックフロー」と言います。
私の場合、
ビタミンC1000mgを一日4回
あたりが境です。
これ以上増やすと、下痢になります。
でも、風邪の時は、
1日8000mgとかでも平気です。
「Cの需要が高まってるんだなー」
というのを実感します。
amazonで探してみたけど、
着色料や砂糖が入ってたりして。
ビタミンC=黄色な印象ありますが、
実際は白いんです。
というわけで、iherbになっちゃいますね。

栄養療法の第一歩、それは
「腸内環境を整えること」です。
どんなに高額な栄養を足しても、
腸が悪いと吸収できないし、
なんなら逆に具合が悪くなることもあります。
たかが便秘、されど便秘。
にがりとビタミンCを
うまく使って便秘対策しましょう。